転んで前歯を打ったけど大丈夫?

院長の中村ケンタロウです。

「子どもが転んで前歯をぶつけたのですが、大丈夫でしょうか?」

ということで来られました。

子どもはよく転びますし、壁などにぶつかることも多いと思います。

まず歯が抜けたかどうかです。

乳歯も歯の周りの骨も柔らかいので一般的に乳歯は折れることよりも、抜けることの方が多いです。

歯が抜けた場合は、牛乳の中に入れて歯医者に持ってきてください。

牛乳がなければ唾液の中に入れてください。

そして、口の中に歯を戻して隣と歯と固定します。

やってはいけないのは、公園などで歯が抜けて、良かれと思って歯を洗うことです。

こうすると歯の周りの歯根膜という膜が傷ついてしまい、歯を口の中に戻してもくっつかなくなってしまいます。

歯が乾燥するのも良くないです。

次に、歯は抜けてないけどグラグラ動いている場合。

まずレントゲンを撮って、歯と周りの骨の状態を確認します。

歯が折れていなければ、歯が動かないように隣の歯と固定します。(約2週間)

もし歯が折れていた場合は抜歯になるかもしれません。

また、ぶつけて歯が少し奥に引っ込んでしまった場合。

この場合は歯の位置が元に戻せるようなら戻して固定します。

もし歯が動いてなくて元に戻せなければ、そのままにしておいて多くの場合は問題ありません。

そして様子をみている間に気をつけるのは歯の色です。

ぶつけた拍子で歯の神経が死ぬことがあります。

歯の神経が死んでしまうと歯が黒くなってきます。

これは神経と一緒に血管も入っているのですが神経が死んでしまうと、中の血液が固まって黒くなり、それが歯の色に現れてきます。

神経が死んだ場合はそのままにしておくと、根の先が化膿して歯ぐきが腫れてきますので、神経を取らなければいけません。

乳歯の神経を取っても後から生えてくる永久歯には全く問題ありません。

逆に神経が死んでいるのでにそのままにしておくと永久歯に影響が出る場合があります。

ですので歯の色が黒くなってしまったら歯医者に行って神経を取ってもらってください。

また、歯が黒くならなくても神経が死ぬことがありますので、定期的にレントゲンを撮る必要があります。

神経を取る治療は2〜3回で終わります。

まとめ

歯が抜けたり、グラグラしている場合は隣の歯と固定して、様子をみる。

歯が動いてなければそのまま様子をみる。

様子を見ている間に歯が黒くなったら、神経を取る。

定期的にレントゲンを撮る。

外傷や化膿の程度の大きさによっては永久歯の変色や変形、うまく生えてこないこともある。

また、これは乳歯に限らず永久歯の場合も同じ処置になります。

ただし、永久歯はぶつけた時に抜けることより歯が折れることの方が多いです。

分からないことがあればお気軽にご相談ください。

ケンタロウ歯科 福岡市南区柏原1-2-2 / Tel 0120-37-1815

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