8020運動ってなーに❓
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こんにちは、歯科衛生士の小山です🐶
新型コロナウイルス感染拡大により蔓延防止措置がでてしまいましたが、
皆様お家でどのようにお過ごしですか?
私は家にいる時間は愛犬と戯れたり、お散歩が日課です😊
風がかなり冷たいですが、身体が温まるとすごく気持ちいいです😊❤️
突然ですがみなさん!
8020運動はご存知でしょうか?
ずばり「80歳で20本の歯を保つことを目標とした歯の健康づくりの運動」のことです☺️
8020運動は、1989年に始まった運動で30年経っています!
2016年の調査によると、2人に1人が8020となり、当初の目標である50%を達成しました👏🏻
この運動が始まった頃は、8020運動達成者は10人に1人(10%)にも満たないとされ、2人に1人(50%)達成を実現するのは夢物語と言われてましたが、
目標が達成されたことから2022年は新たに8020運動達成者を60%とする新たな歯科保健目標が掲げられました🕊
なぜ、あえて8020という数字を掲げたのか、、、
それは親知らずを除くと28本 歯があるのですが、 少なくとも20本自分の歯があれば、 ほとんどの食物を噛みくだくことができ、 入れ歯を使わずにおいしく食べられるからです✨
”8020”の達成のために、ご自身やご家族で、何をすれば良いと思いますか?👩🏻🏫
『8020を達成するためには、できるだけ若い頃から歯のケアを十分に行い、
長期間にわたって健康な歯を維持することが大切です😌』
むし歯があり治療を行った歯は、繰り返し治療になることもあり、長い間残すというのは少し難しい傾向にあります、、、😢
また、歯を残すためには歯ぐきの健康にも気を使い、歯周病を予防することも大切です。
歯を大切に使っていればそれだけ年配者になっても歯を残せる可能性は高くなります😎✨
歯医者に通った事がない人や、 歯が丈夫で、生まれてから一度も行った事がないと言う人ほど、歯周病(歯槽膿漏)にやられていることがあります。
☆痛みがある時だけの受診と痛みが出ないように予防で来院される方のグラフになっております。
縦軸:歯の残っている本数(平均的には親知らずを抜いた28本)
横軸:年齢
歯は痛みが出た時には、むし歯や歯周病は進行しており、大掛かりになる治療が多く”抜歯”という選択も少なくありません…。🥲
どんなに高価な機械でも、80年間手入れの必要がない物なんて、なかなかありませんよね😖
ましてや人の体を機械に例えるなら、これほど精密な機械は他にありません!
ですから、歯に関しても定期的なメンテナンスとともに、クリーニングが必要なのです。
お家のお掃除も、
日常のお掃除と年に数回の大掃除に分けられます。
お口も、ご自身の歯磨きにプラスして、歯科医院での検診をオススメいたします。
別の記事にて、メンテナンスに行く重要性について書いておりますので是非ご覧ください😌
当院は、患者様が健康で快適な生活を送っていただけるように精一杯応援いたします✨
ケンタロウ歯科 福岡市南区 / Tel 0120-37-1815