なにげないその癖が要注意…💀
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こんにちは、ケンタロウ歯科 歯科衛生士の小山です🐶
先週夕方に虹が出ていたので思わずパシャリしましたっ📸🌈
皆様お気づきでしょうか?😏😏
なんと虹が二重にでていました!👏🏻🥴
いくつになっても虹を見ると
なんだか気分が上がりますよね♪♪😚
さてさて今週のブログは、
何気ないお口に関する癖についてです!
『態癖』と『舌癖』はご存知でしょうか?🐻
態度の癖とかいて たいへき 、
舌の癖とかいて ぜつへき と読みます。
まずは態癖についてですが、
歯科で言う態癖とはどのようなものかを簡単に言うと、
歯並びや噛み合わせにゆがみをもたらす悪い癖のことを言います🤧
例を挙げると
- 頬杖
- 唇の巻き込み
- 指しゃぶりや爪噛み
- うつぶせ寝、横向き寝
- ベロをはさむ
↑ ご自身やお子様に当てはまることはありませんか?🤥 ↑
一見してみるとよくある何でもない癖です。
しかし、これらこそが知らぬ間に歯並びや噛み合わせに
ゆがみやズレを生じさせ、次第にお口の中に
トラブルを引き起こしてしまうかもしれないものなのです。😓
例えば、頬杖。
頬杖をつくと手を置いた頬や顎もしくは
歯などに頭の重さがダイレクトに乗ります。
頭の重さは5〜6キロです。
例えば歯列矯正治療では、おおよそ20g程度の力をかけて歯を動かしていきます。
矯正治療よりも非常に大きな力で歯を押さえつけたり、
もしくは頬や顎の骨ごとギューッと圧をかけてしまうとどうなるか…、
どんどんその力によって歪んでしまうのが想像つきますでしょうか?
横向き寝も同じです。
毎日同じ方を下にしていると、
長時間5〜6キロの重みがそちら側の歯や骨、
顎の骨にダイレクトにかかり、
これにより歯列や噛み合わせが歪んでしまいます。
舌を押し付けたり挟んだりしてしまう癖もよく見る癖の1つです!
これも歯列を大きく変化させてしまいます。
この癖こそが「舌癖」と呼ばれており、
舌の力で知らぬ間に歯を押す悪い癖です☹️
舌癖により自分で出っ歯を生み出してしまうお子さまはみていて非常に多いです。
指しゃぶりなども指で前歯を吸いながら引っ張ることになるので、
同じように出っ歯を生み出します。
反対に、歯が内側に入ってしまう癖もあります。
上下ないしは、上下どちらかの唇を内側に巻き込んでしまう癖です。
この癖は「口唇癖(こうしんへき)」というものの一つで、
内側に巻き込んだ唇の力で押さえ込まれた歯が
内側に倒れてしまう悪い癖をいいます。
癖次第で歯は、外側にも内側にも倒れてしまうことがあるんですね🤯
当然、歯列矯正している方の場合はこのせいでちゃんと並ばない、
矯正の期間が延びるなどの治療の邪魔もしてしまいます😰
歯の位置は、主にかみ合わせや癖、頬(唇)と舌の筋肉の力などの様々な力によって決定されます。
(厳密に言えば、それ以外の要因もあります。)
言い換えると、
力のかかり具合によって歯は簡単に動いていくもの なんです。
例えばポカーンと口が空いてしまうお子さま。
観察していると多くのお子さまがお口をぽかんと開いたまま
スマホやテレビを観たり、ゲームをしたりしいています。
こういうお子さまの前歯は唇が空いており、
その為唇の力が歯にかからないので
だんだん歯は前に飛び出していきます。
そして、だんだん飲み込むのに支障がでるくらいの隙間が
上下の前歯の間に空いてきて、
ベロを押し付けて飲食をするようになります。
すると、
舌の筋肉で前歯を押し付ける力が働くため、
より一層歯が前に出ていくのに拍車がかかり
出っ歯とよばれる歯並びになっていくんです。
こうして不正歯列や咬み合わせは、
日々の口腔周囲の力のかかり具合で変わってしまいます。
では、どうしたら歯列不正や異常な噛み合わせにならずに済むのでしょうか?
これは残念ながら
現在の医学では確立した治療方法はありません。
とにかく意識して気をつけることが大切です!
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「背筋を真っ直ぐしなさい!」
「口を閉じなさい、だらしないよ!」
「まっすぐ座りなさい!」
「頬杖をつかない!」
お母さんの声が脳裏に浮かびませんか?😂(笑)
これこそが態癖予防の原点だと思います。
お口がぽかんと開いているお子さまは猫背が多いです。
畳などの床の文化からソファや椅子の文化になって座る姿勢も崩れてきています。
お子さまを例に挙げましたが、
大人でも知らず知らずに行っている場合も数多くあります。
癖を治すにはどうすればいいか
、、、。
まずは「行っている癖に気づく」これが大切です!
今一度、自分の寝姿勢や座り姿勢、
頬杖や口が空いていないかなどを意識してみてくださいね🐶
以上態癖についてでした🌸🐶
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