滅菌、殺菌、消毒、除菌の違いについて

こんにちは!
ケンタロウ歯科助手の岩井です。

今年も残すところあと2週間をきりました!!

大寒波がやってきて真冬並みの寒さとなりましたが、みなさま風邪などひいておりませんでしょうか?

以前までは、今年の冬はコロナウィルスやインフルエンザは感染対策をしている人が多いので流行らないという話だったのですが
昨日、東京でコロナウィルス感染者数が800人を越したという速報をTVで見たときに、改めて感染対策の重要性を感じました。

2014年読売新聞にて、歯を削る医療機器『ハンドピース』の使い回しが7割近く~と記事が掲載され、世間を驚かせました。

タービン(歯を削るドリル)を取り付けた柄の部分は直接歯には触れませんが、治療の際には口に入れるため、唾液や血液が付着しやすく院内感染対策の面から患者さんごとの交換が必要です。
しかし一部の歯科医院では、人手や費用、時間がかかるため、簡単な消毒や洗浄をしただけで繰り返し使っているのが現状です。
このため日本歯科医学会の指針は、機器の使用後は、オートクレーブ(高温の蒸気で病原体を死滅させる)滅菌処置を施し、患者さんごとに滅菌された機器に交換することが勧められています。

さて、みなさん!
そもそも滅菌とはなにかご存じでしょうか🤔⁉️
新型コロナウイルスの話題と関連して市販品でも『除菌、殺菌、抗菌、消毒』など耳にすることがなにかと多いワードですが、それぞれ言葉の違いの意味を理解している人は多くはないかもしれません。少しおさらいしてみましょう。

滅菌

有害・無害を問わず対象物に存在しているすべての微生物及びウイルスなどを殺滅(さつめつ)または除去することで、日本薬局方では「微生物の生存する確率が 100万分の1以下になること」をもって、滅菌と定義しています。
※生体を無菌にすることは現実的には難しいですので、器具などに対しての用語です。

殺菌

これは、文字通り「菌を殺す」ということを指しています。細菌を死滅させる、という意味ですが、この用語には、殺す対象や殺した程度を含んではいません。このため、その一部を殺しただけでも殺菌といえる、と解されており、厳密にはこの用語を使う場合は、有効性を保証したものではないともいえます。
また、この「殺菌」という表現は、薬事法の対象となる消毒薬などの「医薬品」や、薬用石けんなどの「医薬部外品」で使うことはできますが、洗剤や漂白剤などの「雑貨品」については、使用できないことになっています。

消毒

物体や生体に、付着または含まれている病原性微生物を、死滅または除去させ、害のない程度まで減らしたり、あるいは感染力を失わせるなどして、毒性を無力化させることをいいます。消毒も殺菌も、薬事法の用語です。一般に「消毒殺菌」という慣用語が使われることもあり、消毒の手段として殺菌が行なわれることもあります。ただし、病原性をなくする方法としては殺菌以外にもあるので、滅菌とも殺菌とも違うという意味で、使い分けがされています。

除菌

物体や液体といった対象物や、限られた空間に含まれる微生物の数を減らし、清浄度を高めることをいうとされています。これは、学術的な専門用語としてはあまり使われていない言葉ですが、法律上では食品衛生法の省令で「ろ過等により、原水等に由来して当該食品中に存在し、かつ、発育し得る微生物を除去することをいう」と規定されています。

抗菌

菌の繁殖を抑える効果のことです。細菌を除去したり殺したりする効果はなく、あらかじめ菌が住みにくい環境を作ってくれるのです。ただ、これも対象となる菌や、菌の量、範囲などの詳細な定義はありません。

以上のことから『滅菌』とは菌の除去率では最強となっていることがわかりますね!

ケンタロウ歯科では、患者さんごとに必ずハンドピースは交換し、院内感染対策を徹底予防しております。

使用したハンドピースは全てこちらの機械にかけ

内部を隅々まで、高圧のオイル洗浄を行うことによって、血液や唾液などを取り除き、きれいな状態にします。
そしてハンドピースを滅菌バックに入れ

ハンドピース専用のオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)で患者様毎の確実な滅菌操作を行っております。

ハンドピース以外の歯科で使う器具は大きなオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)で滅菌を行なっています。

また、安全性を図るために『手袋・紙エプロン・紙コップ・トレー・マスク入れ・ヘッドカバー等』はディスポーザブル(使い捨て)の器具を取り入れて万全の対策をとっております。

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、本来必要な診療の中止や延期など、不安を抱え受診をためらわれる方もいらっしゃるかと思われますが、
ケンタロウ歯科では、常日頃より院内感染対策を最重要事項と考え、最大限の感染予防対策を行っておりますので、ご安心して歯の治療を受けにいらしてください。

持病がある方やご不安や疑問などもお気軽にスタッフへお申し付けください。

ケンタロウ歯科 福岡市南区柏原1-2-2 / Tel 0120-37-1815

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