歯科衛生士ってどんな仕事🦷🤔?
- 歯のコラム
こんにちは、歯科衛生士の小山です🐶
今回は歯科衛生士のお仕事についてお話しさせていただきます!
皆さまは歯科衛生士はどんな職業なのかご存知でしょうか?
歯科衛生士の仕事内容は、
歯の病気の予防や口腔衛生の向上のため、
歯や口腔をはじめとした健康づくりをサポートする国家資格の専門職です。
仕事の内容は主に3つの業務が定められています。
①予防処置
人が歯を失う原因の90%が、「むし歯」と「歯周病」です。
この2つが歯の2大疾患と言われており、国民の多くが罹患しています😨
つまり、むし歯と歯周病を予防することができれば
自分の歯を保つことができます👏🏻🥺
具体的にはむし歯予防としてのフッ素塗布などの薬物塗布、
歯周病予防として歯垢や歯石など、歯の汚れを専門的に除去する
PMTC(Professional mechanical tooth cleaning:専門家による機械的歯面清掃)など行います😬
②歯周病の治療およびSPT
歯周病の原因となる歯垢、および歯石を手用スケーラーや超音波スケーラーを用いて除去します。
また、歯周病の治療を行い、歯周病が治癒した方は
SPT(Supportive Periodontal Therapy:歯周病の安定期における治療)を行い、歯周病の再発を予防します😄
③歯科保健指導
むし歯や歯周病は生活習慣病が大きく関連しています。
そのため治療よりも予防、
さらに本人自ら生活習慣を改善することが大切であり、
正しい生活習慣やセルフケアを実行するための専門的な支援が不可欠です。
そのため、歯科保健指導は、幼児期から高齢者までの各ライフステージにおいて、
また、健康な人、病気や障害のある人など、すべての人に必要な支援です。
その中で歯磨き指導を中心とした、お口の清掃の指導は、
セルフケアなスキルアップを専門的に支援する大切な仕事です。
場合によっては染め出しを行い、磨き残しを患者様自身に確認していただき、モチベーションの向上を図ります。
また、寝たきりの方、要介護者に対する訪問口腔ケアも重視されています。
さらに最近では、食べ物の食べ方や噛み方を通した食育支援、
高齢者や要介護者の咀嚼や飲み込みの力を強くする
摂食・嚥下機能訓練も保健指導の分野として注目されています。
④歯科診療補助
歯科診療は歯科医師を中心とした
「チーム医療」として行われています。
その中で、歯科衛生士は歯科医師の診療を補助するとともに、
歯科医師の指示を受けて歯科治療の一部を担当するなど、
歯科医師との協働で患者さんの診療にあたります。
また、歯科医師と患者さんのコミュニケーションに配慮しながら、
信頼関係を大切にしています。
厚生労働省では、
80歳まで20本の自分の歯を残すことを目標とした「8020運動」や、
高齢になっても自分の歯で美味しく食事できるように取り組みとして始めた
「オーラルフレイル予防」等を推進しており、
国全体で口腔ケアの意識が高まっています🤨
人がいつまでも健康にイキイキと過ごすためには、
幼いお子さんから高齢者に至るまで、
トータル的な歯科疾患の予防や口腔衛生の向上は必須だと考えられます。
そのサポートを担う第一人者が「歯科衛生士」というわけなのです。
お話が長くなりましたが、、、
当院は患者様と納得の行くまでお話をし
治療のサポートさせていただいております😊
ケンタロウ歯科 福岡市南区柏原1-2-2 / 0120-37-1815