噛むこと(咀嚼)の大切さ
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- 高齢者
こんにちは、衛生士の小山です🐶
今日は『噛むことの大切さ』についてお話しします。
みなさんはごはんをしっかり噛んで食べていますか?
噛むことには大切な役割がたくさんあります。
よく噛むとどんないいことがあるのでしょうか?
噛むことの効用をまとめた標語があるので紹介します。
『ひみこのはがいーぜ』
という語呂合わせがあり、1つ1つの文字に意味があります。
ひ:肥満防止
よく噛むと脳が刺激され、満腹中枢が働くので食べ過ぎによる肥満を防ぐことができます。
み:味覚の発達
よく噛むと唾液がよく出るのと、食べ物が細かくなり表面積が増すため、
食べ物の本来の味を感じることができます。
こ:言葉の発音がはっきり
よく噛むことで口の周りの筋肉も発達し、正しい発音ができるようになります。
の:脳の発達
よく噛むことで脳が刺激され脳に流れる血液の量が増えるため、
子供は脳が発達し、大人は物忘れを予防することができます。
また、認知症の予防にもなると言われています。
は:歯の病気予防
噛むことで唾液がたくさん出ます。
唾液には「自浄作用」と言って食べかすや最近を洗い流す作用があり、
虫歯や歯周病の予防に繋がります。
が:ガンの予防
発ガン物質は唾液に30秒つけておくと毒消しの効果があるそうです。
よく噛むと唾液がよく出て食べ物と混ざり、がん予防に役立ちます。
いー:胃腸快調
消化を助け、食べ過ぎを防ぎます。
また胃腸の働きを活発にします。
ぜ:全力投球
噛むことで身体活発になり、仕事や勉強に集中することができます。
これらのように、噛むことにはこの8つのいいことがあります。
よく噛むことは単に食を楽しむためではなく、全身の働きを向上させ、
健康な体を維持するのに重要な活躍をしています。
しかし最近は、硬いものをうまく噛めない人が増えています😨
カレーライス、ラーメンなど
子どもが好きな食事は柔らかいものが多く、
親もそういったものを子どもに食べさせることが多くなりました。
柔らかいものばかり食べて育つと、顎の骨の成長が遅れがちになります。
結果、歯の成長とのバランスの崩れから歯並びが悪くなることが多いのです。
現代人は昔に比べると、ずいぶん噛む回数が減っていると言われています。
現代人の噛む回数は、昭和10年代の頃の約2分の1だそうです。
いつまでも美味しく食事をするためには、
歯を多く残し、自分の歯で食べ物を噛めるということがとても重要です😤
栄養を摂るためには硬いものを噛むことができる歯を残す必要があります。
歯を多く残し、美味しくごはんを食べるために、
毎日の歯磨きや、歯科医院での定期検診を受けましょう。
気になることがありましたらお気軽にご相談ください!
ケンタロウ歯科 福岡市南区 Tel 0120-37-1815