副鼻腔炎で歯が痛くなる❓
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皆さん。こんにちは。
歯科助手のナガトです🌸
新しい年、始まりましたね✨
年末年始、皆様いかがお過ごしでしたか❓
お天気もよく😊昼間も🌤快晴の青空の日が続いてましたね。
1月に入り、寒さが
ますます厳しくなる季節❄️
今回は『副鼻腔炎と歯🦷』について
お話ししようと思います。
冬に多い症状『副鼻腔炎…』
皆さん、この症状、聞いたことあるかと思います。
鼻の奥が、もやもやし、痛かったり、味覚障害になったり…
そして、これに『歯が痛い』という症状があるのを、ご存知でしたか?
「歯が痛い」となったとき
普通は歯の病気、むし歯や歯周病を疑いますよね?
でも痛みが、上の奥歯の場合は、歯の異常ではなく、鼻の周りの異常というケースもあるんです。
驚きです
◎『副鼻腔炎と歯』🦷
副鼻腔とは、鼻の奥にあって、上あごやほおに囲まれた鼻腔と通じている空洞で、
・上顎洞(じょうがくどう)
・前頭洞(ぜんとうどう)
・篩骨洞(しこつどう)
・蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)
の 4つに、わかれています。
この副鼻腔に風邪などのウィルスや 細菌の感染によって炎症が起きるのが、副鼻腔炎で、『蓄膿症』と呼ばれることもありますが
副鼻腔炎の炎症が
上顎に近い上顎洞に起きたとき
実は、非常に近い関係にある
上の奥歯の根のあたりや
歯茎に痛みが出ることがあります。
副鼻腔炎の歯の痛みの特徴として
①上顎の奥歯が何もしなくてもズキズキする
②かみ合わせた時に痛む
③歯の根が浮いた感じがする
④階段の上り降りやジャンプすると奥歯が痛い
などがあります。
さらに
歯の痛み以外に頭痛、目の奥の違和感、おじぎやかがんだりなど動いた時にひびく
鼻づまり、口の中や鼻からの悪臭、などなど。
生活してて、苦しいですよね
また、その逆に
歯の炎症が上顎洞に移行することもあります。
上の奥歯の根の先と上顎洞は近接しており、場合によってはつながっていることもあるため、むし歯菌が歯の根の先から上顎洞に侵入して炎症を起こすのです
このように歯から上顎洞が炎症を起こしたものを
『歯性上顎洞炎』と呼びます。
治療ですが、副鼻腔炎も含めて
上あごの奥歯やその周辺に痛みや違和感などがある場合、その原因をはっきりさせることが大切で、原因によって治療方法が変わってきます。
◎具体的な治療方法とは
①鼻の痛みからくる副鼻腔炎の場合は、耳鼻科へ。
副鼻腔の腫れた粘膜や残った膿を取り除き 抗生物質を服用することによって炎症を収めることで、歯の痛みもなくなります。
②歯が痛い、浮いた感じがする病気が原因の場合は、歯科へ。
まず歯の治療を進め、レントゲンなどで調べていきますが
歯の炎症から上顎洞が炎症を起こした『歯性上顎洞炎』は、副鼻腔に広がるほどの炎症ですので、抜歯になったりするケースも。
『歯性上顎洞炎』になるほどの歯の病気はかなり重症です
◎寒くなる季節、皆様も日頃から、手洗いうがいで、風邪や、ウィルス感染予防を徹底して、日ごろの定期健診で予防に取り組んでみては、いかがでしょうか?
寒くなるので皆様、体調に、気を付けて下さいね
小さなお子さんの歯磨き指導や、歯並びの御相談、歯に関することなど、何かあれば、お気軽にお越し下さい✨
優しい先生とスタッフ一同笑顔で、お待ち致しております
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