糖質と歯について
- むし歯予防
- 歯のコラム
- 歯周病の予防
こんにちは 歯科衛生士の前田です。
2022年が始まり 早速 コロナの第6波が
やってきました。😱
今年はどんな1年になるのでしょうか?
さて 皆さんは どんな年末年始を過ごされましたか?🎍
ずーっと 何か食べてました🍻🍚🥂🍰
と言う人も 少なくないのではないでしょうか。
今回は 糖質についてお話ししようと思います。
美味しい物は 脂肪と糖で出来ている
と言うCMのフレーズを ふと思い出しました。😁
何か ずーっと食べてばかりいると体がダルくなった感じがしたことはありませんか?
糖質を摂取すると、
脳内にある ドーパミン と呼ばれる物質が少なくなる ドーパミン低下 という現象が起こります。
ドーパミンは元気にハツラツとした日々を過ごすために必要な脳内物質ですが、
分泌量が減ると
「元気が出ない」
「体がだるい」
「寝ているのに眠い」
などの症状を感じてしまうそうです。
・「糖質」とは何か?
糖質とは、栄養素の名称です。
一方、砂糖とは、甘味料の名称です。
糖質と砂糖では、そもそも分類が違います。砂糖を使わなければ糖質抜きの食事になるわけではありません。
・糖質=炭水化物?
糖質+食物繊維=炭水化物 です。
炭水化物には、糖質だけでなく食物繊維も含まれます。
なので
炭水化物を極端に減らしてしまうと、必要な食物繊維量も損なわれる恐れがありますので
気をつけなければいけません。
・糖質を含む食品
主にご飯やパンなどの主食に多く含まれています。
じゃがいもやニンジンをはじめとした根菜類も含有量が多めです。
糖質と聞くと甘いものをイメージしがちですが、
糖質の種類は様々です。
なかには甘みの少ない糖質もあります。
じゃがいもやニンジンといった根菜類はその筆頭です。
野菜でもあることからヘルシーなイメージが強いようです。🥕🥔
この 糖質ですが
むし歯や歯周病とも関係しています。
糖質をコントロールすることで
むし歯や歯周病の予防にも一役買うことができます。
むし歯は
お口の中のむし歯菌(ミュータンス菌)が
糖質(ショ糖)を取り込み、歯垢(プラーク)を形成します。
歯垢(プラーク)の中でむし歯菌(ミュータンス菌)がさらに増殖し、
糖質(ショ糖)から酸をつくります。
酸によって歯質(エナメル質・象牙質)からミネラル成分(カルシウムやリン)が溶け出します(脱灰)。
歯周病は
むし歯と同じく、歯周病菌が糖分を分解してプラークを生み出し
これが歯肉の炎症を誘発し、やがては歯を支えている骨(歯槽骨)が溶かされます。🦷
むし歯や歯周病を予防するためにも
白糖や精製糖をたくさん摂らないことを心がけ
炭水化物の摂取の仕方にも注意しましょう。
最近は 糖質制限ダイエット と言う言葉をよく聞きます。
コンビニやスーパーの食品でも 糖質◯%カットなど よく目にします。
糖質の摂りすぎも良くありませんが
大事な栄養まで削り過ぎてもよくありません。
皆さん 適度に 頑張りましょう♪♪♪
ケンタロウ歯科 福岡市南区柏原1-2-2 / Tel 0120-37-1815