歯に付ける矯正装置ブラケットについて
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こんにちは⭐️歯科衛生士の内野です😄
だんだんと寒くなってきましたね🌨️
みなさん風邪を引かないように気をつけてくださいね😷❕
さっそくですが、ワイヤー矯正に欠かせない
「ブラケット」という装置をご存知ですか❓
今回は「ブラケット」の種類やその種類によっての注意点なども詳しくお話していきたいと思います♪
まず「ブラケット」とは、あらゆる歯並びに対応できる最も一般的な矯正治療である、
ワイヤー矯正で使用される装置のことです‼️
一本一本の歯の表面にブラケットを取り付けます。
ブラケットの真ん中には溝があるのでその溝にワイヤーを通すことで力が加わり歯が動いていきます✊🏻
ブラケットは歯の中央に付ければいいというわけではありません🙅🏻♀️
その歯の軸や両サイドにある歯の向きに合わせた微調整が必要になります!
<ブラケットの種類>
・メタルブラケット
・セラミックブラケット
・プラスチックブラケット
今回は当院でも使われているこの3種類の
ブラケットのメリット・デメリットをお話していきます💨
<メタルブラケット>
メタルブラケット(金属ブラケット)は歯科矯正で使用されている一般的なブラケットの一つです‼️
メタルブラケットはステンレススチールやチタンなどの金属で作られています!
多くの不正咬合に対応することが出来る万能なブラケットです!✨
☆メリット
・強度が高く破損しにくい
・様々な歯並びに適応できる
☆デメリット
・金属製のため矯正器具が目立ちやすい
・金属アレルギーの方には使用できない
・厚みがある為、装着時の違和感を感じやすい
<セラミックブラケット>
「矯正器具が目立つのが嫌だ❕」と矯正を始めることを躊躇している方もいるかもしれません🤔
そんな方は金属ブラケットをセラミックに変えることで抵抗なく矯正を始められるかも💭
☆メリット
・歯の色に近い為、目立ちにくく審美性に優れ
ている
・セラミックは汚れが付きにくいので、変色し
にくい
・金属アレルギーの方にも対応している
☆デメリット
・強度がやや劣る
・稀に割れてしまうことがある
<プラスチックブラケット>
☆メリット
・見た目が良い
・金属アレルギーの方にも対応している
☆デメリット
・強度が弱い
・適正なトルクやアンギュレーションを付与できない
このようにブラケットにも種類があり、それぞれの特徴があります😌💭
当院では基本的には前歯はセラミックブラケット、臼歯にはメタルブラケットを使用しており、
小児矯正や部分矯正、エクストルージョン(歯の挺出)の時にプラスチックブラケットを用いることがあります。
ここからは専門的な話になります。
ブラケットのシステムにはスタンダードエッジワイズとストレートワイヤーの2つがあります。
スタンダードエッジワイズはステンレススチールワイヤーを屈曲させ、歯を動かしていきます。
昔からあるやり方で、難易度の高いシステムです。
ストレートワイヤーはニッケルチタンワイヤーを使用し、ワイヤーを曲げることなく歯を並べていきます。
また、ストレートワイヤーブラケットは色々なタイプ(ロス/MBT/ハイトルク/ロートルク)があり、それぞれトルクやアンギュレーションが異なります。
当院ではストレートワイヤーシステムでロスタイプを使用することが多いですが、症例によってトルクコントロールを行います。
ブラケットにはスロットと呼ばれる隙間があり.018と.022があります。
.018の方がトルクが効きやすいです。
しかし近遠心移動が遅い、遊びが少なく、摩擦が大きい、ワイヤーの種類が少ないです。
.022はトルクが効きにくいですが、近遠心移動が早く、遊びが多く、摩擦が少ない、ワイヤーの種類は多いです。
当院では自由度の高い.022を主に使っていますが、抜歯矯正の場合は前歯に.018を使用することもあります。
ワイヤー固定する方法には結紮とセルフライゲーションがあり、結紮は結紮線をブラケットに巻いてワイヤーを固定します。
セルフライゲーションはクリップやシャッターがブラケットについており、それを上下に動かすだけでワイヤーを固定することができます。
分からないことはいつでもご相談ください!
お待ちしております🫰🏻
ケンタロウ歯科・矯正歯科 福岡市南区 Tel 0120-37-1815