寝るのが遅い子どもはむし歯になりやすい?
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こんにちは。
歯科助手の岩井です。
ケンタロウ歯科に新しく歯科助手の仲間が増えました!
小学生のお子さんがいるお母さん助手なので、小さいお子さまの患者さんの対応も慣れたものです!
さて、お子さまをおもちの保護者さま・・・。
いかがお過ごしでしょうか?
三月末より春休みに入りましたね!
長期休みになると生活リズムが崩れついつい子供が夜更かししがちという方も多いのではないでしょうか?
かくいう私も、以前は子供が長期休みになるときまって
生活リズムが崩れ
子供は夜遅くに就寝、朝は遅くに起床、朝ごはんか昼ごはんかよくわからない時間帯にご飯を食べさせ、もちろん遅い時間に食べているせいで、お昼時になってもお腹は空いておらず、
結果的にお昼ごはん、晩ごはんがどんどん遅い時間になっていくという、
まさに負のループ😅
とても人様に言えるような生活をしていなかったのですが、
そんな堕落した私たち親子が行動を改めるきっかけとなったことがありました。
それは、2019年に北海道大大学院歯学研究院にて
【夜型の生活習慣は虫歯リスクを高める】と実証された記事を目にしたからです。
記事の概要は、
・16歳以下の小児の口腔内の虫歯の本数と就寝時刻や夕食時刻などの生活習慣との関係を調査したところ、生活習慣が不規則な子ほど虫歯が多い傾向にある。
・夕食時間が遅い子は、就寝時刻も遅くなりがち。
・永久歯列をもつ小児より、乳歯列をもつ小児(2歳~7歳)のほうが、夜型の生活習慣による虫歯の影響を受けやすい。
なかでも「就寝時間が遅い」子供ほど虫歯が多く、「夕食時刻が遅い」「夕食を決まった時間に食べていない」「間食の回数が多い」という子供も同様の傾向がみられた。
・永久歯列期(11歳~16歳)では、虫歯との相関関係があったのは、「夕食を決まった時間に食べていない」という子供のみ。
これらの結果により、年少児ほど夜型の生活習慣の影響が大きいことが判明しました。
昔から『早寝早起き』と親から言わて育ってきましたが、この研究結果で科学的に証明されたことにより一層、説得力のある言葉となりました。
別記事にも書きましたが、わが子三才にて虫歯ができました。
なぜ虫歯ができたのか、この記事を見て思い当たる節がありすぎました。
虫歯が出来て当然の環境だったのかもしれません。
以前、別の歯医者さんで、子供の虫歯は親が原因だ!とひどくお叱りをうけたのですが、そう言われても仕方ない生活習慣でした。
生活習慣を正せば予防出来る虫歯リスクを知り、今では規則正しい生活を送ることを心掛け、春休みなどの長期休みは歯の検診として利用しています。
園生活や学校生活が始まると、習い事などで忙しく
なかなか治療や検診に行く時間がとれず、歯科医院に行きそびれてしまい、痛みが出てから虫歯に気付くという方も少なくありません。
今は治療だけではなく、予防のために歯科医院を利用する時代です!!
口腔内状態を整えて、ピカピカの新年度を迎えましょう!
ケンタロウ歯科 福岡市南区柏原1-2-2 / Tel 0120-37-1815