噛む力は自分の体重以上!?
- 歯のコラム
こんにちは、歯科衛生士の小山です🐶
みなさん!
突然ですが人間の噛む力(咬合力)ってどのくらいあると思いますか?
日常的に食事をとる時の噛む力(咬合力)は、
男性で60㎏、女性で40㎏ぐらいです!
こうみると、噛む力(咬合力)はその人の体重ぐらいというのがわかりますね🤯
普段の生活も関係があり、
よく固いものを食べている人やスポーツジムなどで鍛えている人は歯を食いしばることが多いので、
このような人は最大の噛む力(咬合力)が自分の体重以上になることもあるそうです。🥶🥶
思いっきり歯を噛みしめた時、
人間は約70㎏の噛む力(咬合力)だといいます。
さらに、夜間の歯ぎしり(起床前の約3時間に多く発生します。入眠時よりも覚醒時)では、顎骨に500㎏〜1000㎏荷重がかかり歯牙単位では、250㎏の荷重がかかると言われています。
ちなみに、ライオンは咬合力が400㎏ぐらいあるそうです。
世界ナンバーワンの咬合力の持ち主は・・・
ナイルワニ で2268㎏だそうです!!!
ある調査によると、
咀嚼良好者(よく噛めて食事が出来る人)の割合は、
40歳代から低下し始め、
60歳代で急降下することがわかっているのだそうです😳
自分の歯が20本以上有る方の割合と同じように比例しているとも報告されています。
人間は食べ物を摂って栄養を取り込み生活していますが、
食べることは栄養摂取のためだけでなく、
心の癒しや楽しみ、心理的満足にもつながる生活の根幹と言えるものです。☺️
食べる力とは人間らしく生きる力なのかもしれません。
40歳代は中年期、生活環境や社会的責任の増加から身体も変調が増えてくる時期です。
つい忙しさにかまけて食事にかける時間を短くして、よく噛まないでということもしがちです。
よく噛んで食事をするということは唾液の分泌や消化を助けることにもなり、健康でいるための大きな要素となっています。
老化に負けない、「食べる力」をいつまでも維持していきたいものですね😌
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