嘔吐反射について

こんにちは。
歯科助手の岩井です。

年明けに、4才の息子が新型コロナウィルスの濃厚接触者ということでPCR検査を受けました。

PCR検査方法はいくつかありますが

息子が受けた検査は上記の方法で、

5分間、あめ玉をなめるようにスワブ(綿)を口の中に入れ唾液をたっぷり含ませます。

嘔吐反射がある息子には5分間、異物を口に含ませるということは安易ではありませんでした。

何度もえずきそうになりながら、必死で吐き気に耐えている息子に

付き添っていた私は
『口のなかに異物が入っている』という状況を意識をさせないよう
5分の間、ジャンケンをしたり、クイズを出したりして
なんとか検査をのりきりました。

この嘔吐反射は歯科治療の際に経験された方もいらっしゃるかと思います。

・「型どりの時に吐き気がする」
・「奥歯のレントゲンを撮影する時に苦しい」
・「唾液を吸いとるバキュームの器具を使用する際に吐き気がする」

思い当たる方もたくさんいるかと思います。

さて、何故嘔吐反射はおきるのでしょうか?

大きく分けて原因は3つあります。

物理的刺激によって誘発【生理的原因】

人間の体は異物を感じた場合に、本能的に異物を吐き出そうとします。
口腔内の刺激による生理的反射でごく自然なことです。

②患者さんの不安、恐怖、過去の経験、学習に基づく条件応答などの心が影響する【心理的要因】

一般的に嘔吐反射が強い方は【心理的要因】が大きいといわれています。以前治療したトラウマがあり、前歯を触っただけで吐き気がしたり、器具を見ただけでも反応してしまうこともあります。

口呼吸【呼吸方法】

普段から口呼吸の習慣があり、鼻で呼吸をしていない場合、歯科治療による 嘔吐反射を引き起こしやすくなります。

嘔吐反射の対処法としては以下の方法が有効だと言われています。

・型どりやレントゲンの際には出来るだけ下を向き、ゆっくり鼻呼吸をする。

・治療を受ける姿勢は水平(寝た状態)にはせず、座位(座った状態)を保つ。

・治療のときは出来るだけ他のことを考える。

・足をあげる。

・みぞおちを親指で強く押す。

・自己暗示をかける。

・腹筋に力を入れる。

ケンタロウ歯科では
嘔吐反射が強い患者さんには
歯を削るタービンは少しでも嘔吐反射が引き金となる部分に、器具があたらないようにミニヘッドタービンをご用意しております。
型どり用のトレーも通常より小さいものもありますので、不快感が和らぎます。

また、口腔内の刺激によっておこる生理的要因の嘔吐反射では表面麻酔スプレー(キシロカインスプレー)を ノドに塗布することによって反射を鈍くすることができます。

嘔吐反射で、治療が怖いという方は事前にお伝え下さい。

丁寧なカウンセリングで
「事前に何をするのかの説明をしっかり行う」
「行動一つ一つの理由と意味を理解していただく」
「痛みを伴わないように治療を行う」
「恐怖感を和らげるよう、丁寧に、少しずつ治療をすすめる」
ことで信頼関係を築きあげることによって嘔吐反射が軽減されることも多いのでお気軽にご相談ください。

ケンタロウ歯科 福岡市南区柏原1-2-2 / Tel 0120-37-1815

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