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上の前歯がすきっ歯なのは上唇小帯のせい?

  • ビューティ(審美)
  • 小児

こんにちは 暑い日が続いておりますが
☀️🥵
皆さん 体調の方は大丈夫でしょうか💦

さて 今回は

上唇小帯(じょうしんしょうたい)
についてお話ししたいと思います。

上唇小帯 とは 上唇と歯ぐきをつなぐ スジ のことです。

この 上唇小帯 が長いと
歯並びに影響が出たり
歯磨きに 悪影響が出たりします。

生まれたばかりの赤ちゃんの頃
まだ歯が生えていないので
上唇小帯と呼ばれるヒダは歯茎にしっかりとくっついています。

徐々に成長して顎が成長していくにしたがって、上唇小帯の長さは気にならなくなります。

ですが
中には 上唇小帯が長いままのお子さんがいらっしゃいます。

上唇小帯が 長いままだと

歯が中央に寄ろうとしているのに
邪魔をして、歯の真ん中にスペースをあけてしまいます。

そのため中学生になっても
すきっぱという症状が引き起こされるのです


上唇小帯が長いと普段の歯磨きにも影響がでます。

上唇小帯は粘膜ですので、歯を磨く時に
歯ブラシがあたると痛みがでます。
歯ブラシが当たって痛いので、前歯の部分を磨くのが嫌になり
むし歯リスクが上昇します。

小さいお子さんで 歯を磨くとき 小帯がブラシに当たって痛がっているようでしたら
人差し指で小帯をガードするようにして 磨いてあげると良いでしょう。

1歳半検診や3歳児検診で上唇小帯が長いねとか、太いねと指摘されて心配される保護者の方は多いです。

でも、この上唇小帯は低年齢の時には太いのが当たり前
顎の成長と共に上唇小帯の位置が上の方に移動していき
幅も狭くなっていきます。

しかし、成長しても上唇小帯が永久歯の前歯の歯と歯の間に入り込んだままになっていることもあります。

永久歯が萌出してくる7歳前後
まだ小帯付着が強く付着し
永久歯の並びに影響を与えているようなら
切除を考えても良いでしょう。

切除自体は 局所麻酔で 小帯を切開、切除します。

30分位で終わる処置です。

上唇小帯を切除することでだんだん歯と歯の間の隙間がなくなってきます。

ただし永久歯が完全に生えた後だと歯が動かないことが多いですので7~10歳までの間に処置することをお勧めします。

うちの子はどうなのかしらと 気になられる親御さんは ご相談くださいね😊

 

ケンタロウ歯科 福岡市南区柏原1-2-2 / Tel 0120-37-1815

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