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フッ素うがい、ご存知ですか?

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  • むし歯予防
  • 小児

こんにちは 歯科助手 ナガトです😊

梅雨明けして🌤暑くなってきましたね。皆さん体調崩されてませんか?

バランス良く、きちんと食事して、水分補給をして、熱中症には気をつけて下さいね✨

さて、夏になると、アイスクリーム・かき氷など、冷たい甘いモノ、デザートなど召し上がることも多くなり、むし歯リスクも高まるかと思います。

 

そこで、今回は、むし歯予防に役立つ【フッ素うがい】について、ご紹介致します😊

CMで、よく耳にするむし歯予防のフッ素の働きには

エナメル質の修復促進、歯を強くする、むし歯菌の働きを弱めるなど、むし歯の発生を防ぐ効果があります。

フッ素については過去のブログに詳しく書いています😊

 

むし歯予防にはフッ素が有効!ということは、今や、ほとんどの方が知っているかと思いますが、フッ素うがいをご存知ですか?

フッ素うがいを正式にはフッ化物洗口といい、フッ素の入ったうがい薬でうがいをすることです✨

1日1回寝る前に行うのがオススメです😊

 

うがいといっても喉(のど)でガラガラするのではなく、お口に含んでぶくぶくうがいをします。

まだうがいが上手くできないお子さんはぶくぶくうがいができるかどうか水で練習を行いましょう。

 

手順としては、まず歯磨きをしっかり行います。

 

次にうがい薬を5~10ml口に含み、全ての歯にうがい薬が行き渡るようにぶくぶくうがいをします。

そして30秒~1分間経過したら吐き出してください。

 

*飲み込まないように注意しましょう!

 

就学前のお子さんであれば5mlで30秒、小学生以上であれば10mlで1分間を目安にしてください。

その後は何も口に入れないようにしましょう。

 

 

ケンタロウ歯科ではフッ素うがいは2種類取り扱っています。

オラブリス洗口用顆粒11%【昭和薬品化工】

1つ目はオラブリス洗口用顆粒11%(昭和薬品化工)という1包1.5g(NaF 165mgを含む)の顆粒です。

そしてこの顆粒を水に溶かせばフッ素うがい薬の完成です✨

 

指定の溶解ビンで300mlの水に溶かすと,フッ化物イオン濃度は250ppm,167mlの水に溶かすと450ppmになります。

毎日行う場合は、300mlの水に溶かしましょう!

 

使う時に小コップに注ぎ、残りは冷蔵庫に保管してください。(1ヶ月程度保管できます)

1回分の洗口液を誤って飲み込んだとしても,それが低年齢児の場合でも急性中毒の心配はありません。

*注意*

オラブリスの顆粒剤は,劇薬扱いになっており,取り扱いに注意が必要です。

子どもの手が届かないところにきちんと保管しましょう。

1包を水に溶かす洗口液の調製は大人の方が行ってください。

 

<参考>洗口回数と洗口液のフッ化物濃度

・週5回法(毎日法):0.05%フッ化ナトリウム(フッ化物イオン濃度;225 ppm)

・週1回法       :0.2 %フッ化ナトリウム(フッ化物イオン濃度;900 ppm)

・週2~3回法   :0.1 %フッ化ナトリウム (フッ化物イオン濃度;450 ppm)

 

フッ化ナトリウム洗口液0.1%【ライオン】

2つ目はフッ化ナトリウム洗口液0.1%(ライオン)です。

これは液体タイプのフッ素うがい薬で、付属の計量カップに注いでそのままうがいができます。

就学前のお子さんの場合は、2倍に薄めて使用して下さい。

 

どちらもむし歯予防のためのフッ素の働きに違いはありません。

オラブリス洗口用顆粒11%は、うがい薬を作る手間がありますが、財布に優しいです。

フッ化ナトリウム洗口液0.1%は、少しコストがかかりますが、そのまま使えるのが楽でいいですね😊

どちらが自分に合っているかお好みでどうぞ✨

 

うがいがまだできないお子さんにはライオンのチェックアップジェルバナナ(500ppmF)

 

歯が生え始めて6ヶ月〜3歳位のお子さんにはピジョンのフッ素コート(100ppmF)をおすすめしています。

 

今回ご紹介致しました商品以外にも、色んな種類のむし歯予防効果が高いものを揃えておりますので、気になってる方や、自分には、何が必要かな…お子様のむし歯予防には、何がいいのかな?と、迷ってる方は、先生や、歯科衛生士、スタッフにどうぞお気軽に、お声掛け下さい😊

お子様も、夏休み期間中に、ぜひ歯のチェックもされてみては、いかがですか🌟

 

ケンタロウ歯科 福岡市南区柏原1-2-2 / Tel 0120-37-1815

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