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洗口液を使えば歯は磨かなくてもいい?

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  • 歯周病の予防

こんにちは 歯科衛生士の前田です。

日に日に暑さも和らいで 秋が近づいてきましたね🍁🍁🍁

食欲も増してきますね🍎🍚

さて 先日 こんな質問を受けました。

「リステリンしてたら 歯磨かんでもいいと?」

私の答えは

「いやいや 歯をしっかり歯ブラシで磨いた後にリステリンでグチュグチュして下さい!
歯に汚れがついたままリステリンでうがいしたって 汚れの膜の上を液体がさーって流れて行くだけで 膜の中で細菌が増殖していきよっちゃけん その膜はごしごしせんと 取れんけんね  しっかり磨きなさ〜い😬」

でした。

すると

「え〜 でも CM見とったら あれだけで汚れ取れる風やん?
やったら 歯磨きしてから使ってね て言えばいいやん?」

との事でした😓

実際 リステリン等の洗口液は
歯磨きしなくていいです!とは一言も言っていないのですが

洗口液使っているから 口の中きれいだろう!
と思っていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。

洗口液は あくまでも 補助的な役割の物であり

しっかり歯磨きした後であれば 効果はあると思われます。

洗口液を使う時の注意点

洗口液にはエタノールなど刺激の強い成分を含むものがあります。

口の中が乾燥したり、刺激で炎症を起こしたりすることがあるので、

使いすぎには注意が必要です。

刺激が強いと感じるときはエタノールなどを抑えたもの、含まれていないものを選びましょう。

洗口液の選び方

消臭力が高めのものを選ぶとより効果的です。

汚れ落としや、汚れを予防したい人は、
「洗浄成分・コーティング成分」
が含まれた洗口液がおすすめです。

また、ブラッシングで落としきれなかった汚れを分解する役割や

汚れの付着を予防できる役割をもった洗口液を選べば、

磨き残しや汚れの再付着を防げるでしょう。

刺激の強弱の好みや味も自分に合ったものがいいでしょう。

洗口液の正しい使い方

まず、適量の洗口液を口に含みます。
次に、洗口液を口に含んだままの状態で、20〜30秒間口をすすぎます。
そして最後に、洗口液を吐き出せば完了です。
基本的には、洗口液を吐き出してしまえば、水ですすぐ必要はありません。
また医薬部外品では、薬用成分が含まれているため、効果を長続きさせるためにも
水ですすがないほうがよいでしょう。

いくつか 洗口液を紹介します。

第一三共ヘルスケア 「ブレスラボ

食べ物や加齢、ネバつきなどによる口臭に効果のある、塩化セチルピリジニウムによって高い殺菌効果が期待できます。

 

ライオン 「NONIO マウスウォッシュ

口内洗浄効果と口臭予防が期待でき、口の中の爽快感が持続するのが特徴です。
低刺激で作られていることから、刺激が苦手な人にもおすすめの洗口液と言えるでしょう。

サンスター 「ガム・デンタルリンス

歯周病の原因菌と、歯周病の原因菌が出す毒素を殺菌します。
風味が爽やかで低刺激なのがポイントです。洗口液として販売されていますが、より効果を高めるためにも、すすぎ後にブラッシングをするとよいでしょう。

まだまだ他にも沢山の洗口液があります。

洗口液については過去のブログにも書いていますので合わせてご覧ください😊

自分のお口の状態に合った物を選びましょうね🦷🪥

 

ケンタロウ歯科 福岡市南区柏原1-2-2 / Tel 0120-37-1815

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