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新型コロナウイルスによる肺炎(COVID-19)対策について

  • 歯のコラム

こんにちは、歯科助手の岩井です。

毎日の様に報道されている「新型コロナウイルスによる肺炎(COVID-19)」ですが、コロナウイルスは風邪を含む呼吸器感染症を引き起こすウイルスの一つで、インフルエンザ・風邪対策をしておくと良いであろうと言われています。

インフルエンザ・風邪対策とは、『うがい・手洗い・マスクの着用』のことで、厚生労働省も推奨しています。

今回は風邪対策のひとつ『正しいうがいの仕方』についてお話しします。

うがいは口のなかに水を含ませ、上を向いてガラガラと3秒程するという方!
それは間違ったうがい方法です。
恥ずかしながら最近まで私もこのやり方でした。

間違った方法のため効果が得られていないことも多いようです。

なぜ風邪予防にうがいが効果あるのか

・人の喉から肺にかけての気道にある繊毛には、外から入ってきたウイルスや細菌などの異物が粘膜に付着する役割があります。
しかし繊毛は乾燥すると働きが鈍くなり、ウイルスや細菌に感染しやすくなってしまいます。
うがいは、喉を潤して異物を痰とともに排出する繊毛の活動を活発にさせます。

・口の中の細菌が肺に入って肺炎を起こす「誤嚥性肺炎」の予防にも効果があります。

ただし、一般的な風邪などを予防する効果があるといわれていますが、インフルエンザを予防する効果については科学的に証明されていません。

うがいはいつすればいい?

・帰宅時
・人ごみから出たあと
・掃除のあと
・口の中やのどが乾燥したと感じる時
・空気が乾燥している時
・朝起きた時(口腔内の細菌数がもっとも多い)

正しいうがい方法

①手洗いをする。

手洗いは必須です。 手には色々な菌がついていますので、特に手から直接口に水を含む場合は、注意してください。

石けんやハンドソープを使用し、できればアルコール消毒薬による手洗いをオススメします。

②口をゆすぐ

いきなりうがいをせず、先に口をゆすぐ。口の中にあるさまざまな菌を排出させることが目的です。

③顎を上に向け、ガラガラとうがいをする。15秒ほど最低3回はする。

ガラガラうがいは「お~」と声を出せば喉の奥まで水分を届けられるそうです。

まだまだ寒く、今年は乾燥が強いですので、感染予防に正しいうがいを心がけていきましょう。
そして、「口とのどを洗い流す」ことを意識し、口内炎や口臭予防にも役立てたいものです。

それから、あまり知られていませんが、実は歯みがきもウイルス対策には有効です。

歯みがきをさぼりがちな方はこれを機にしっかり歯みがきをしてみてはいかがでしょうか?

また、ウイルスは空気が乾燥していると浮遊しやすく、口や鼻などから体内に入りやすくなりますので部屋の中を加湿して、湿度を上げることも大切です。

 マスクを着用していてもウイルスの侵入を完全に防ぐことはできませんが、のどや鼻の加湿や保温には役立ちます。

そして何より体の抵抗力が弱まっているとウイルスが感染したときに発症しやすくなりますのでご自身の免疫力を高めることが非常に重要だと考えます。

疲れを溜め込まず、十分な睡眠を取り、バランスの良い食事をとりましょう。

また、適度な運動をすることも大切です。

ケンタロウ歯科では、待合室の椅子、治療用の椅子など手を触れるところは全てアルコール消毒薬による除菌を行っています。

診療室はもともと患者様に使用する器具は最高レベルでの滅菌を行なっていますので、特別変わったことはしておりません。

患者様に使用するエプロン、紙コップ、ゴム手袋は使い捨てですし、使用したタオルはもちろん患者様ごとに変えています。

また、診療室内は加湿器を使って加湿もしております。

安心してご来院されて下さい。

ただし、体調が優れない方は無理をせず、予約の変更・キャンセルをして下さい。

早く収束してほしいですね。

ケンタロウ歯科 福岡市南区柏原1-2-2 / Tel 0120-37-1815

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